AIに実装を頼むときの依頼文テンプレ|この5行があれば戻りが減る
AIへ実装を頼む前に伝える5項目と、その埋め方、指示が抜けたときに起きる手戻りを具体例つきで分かりやすく丁寧に説明します。
AIに実装を頼む依頼文は、目的・現状・やること・やらないこと・完成の条件の5行で足ります。 長い説明は要りません。大事なのは、AIが迷う場所を先にふさぐこと。この5行は、私が毎日の実装依頼で実際に使っている型です。
この記事で分かることは3つ。5行テンプレートの使い方、具体的な埋め方、項目が抜けたときに起きる失敗です。
まずはこの5行を埋める
AI 実装 依頼 テンプレートを探しているなら、まず次の形をそのまま使ってください。
目的:この変更で、誰の何を良くしたいか
現状:今どうなっていて、何に困っているか
やること:変更する場所と動きを具体的に
やらないこと:触ってほしくない場所や今回は後回しにすること
完成の条件:何を確認できたら終わりか
5行すべてを長く書く必要はありません。各行が一文でも、何もない状態よりずっと伝わります。特に「やらないこと」は、余計な変更を防ぐ柵になります。「完成の条件」は、作業をどこで終えるかをそろえる線です。
書き方は「相手の判断が一つに決まる」まで具体的にする
たとえば、サイトのお問い合わせボタンを直す依頼なら、次のように埋めます。
目的:スマホで見た人が、迷わず問い合わせ画面を開けるようにする。
現状:記事の最後にボタンがあるが、文字が小さく、押せる場所も狭い。
やること:ボタンの文字を「お問い合わせ」に変え、スマホでは横幅いっぱいにする。
やらないこと:パソコン版の配置、問い合わせ画面の内容、色の設定は変えない。
完成の条件:スマホ幅で文字が切れず、ボタンを押すと今の問い合わせ画面が開く。既存の表示確認も通る。
「いい感じに直して」だけでは、文字、色、位置のどれを変えるのか決まりません。上の例なら、変える場所と残す場所が分かります。AIが勝手に選ぶ部分が減るため、返ってきた物も確認しやすくなります。
項目が抜けると、こう手戻りになる
自分の場合は、「ボタンを見やすくして」とだけ頼み、必要のない色まで変わったことがありました。目的とやることは伝えたつもりでも、「色は変えない」という線を引いていなかったからです。元へ戻す指示が増え、変更前後の確認もやり直しました。
別の場面では、完成の条件を書かなかったため、見た目だけ直って作業が終わりました。しかし実際に押すと、行き先が違っていました。「押した後に正しい画面が開く」まで書いていれば、最初の確認に入れられた内容です。
現状が抜ける失敗もあります。AIは古いファイルや別の場所を直すかもしれません。「今はどこで、何が起きているか」を一文入れるだけで、調べる入口が決まります。
依頼を送る直前に見直す
5行を書いたら、初めて読む人になったつもりで見直します。「どの画面か」「何を変えるか」「どこまで確認するか」が一つに決まれば送れます。
まだ迷いが残るなら、ファイル名や画面名を足します。分からない部分は無理に決めず、「分からなければ先に調べて、変更前に説明する」と書けば大丈夫です。依頼文は詳しい設計書ではありません。AIと同じゴールを見るための短い地図です。
まとめ
- AIへの実装依頼は、目的・現状・やること・やらないこと・完成の条件の5行で作る
- 変える場所だけでなく、触らない場所と確認する動きまで書く
- 送る前に「初めて読む人の判断が一つに決まるか」を見直す
続き(結論と実データ)はnoteに置いています
ここでは手順のところまで書きました。実際に出た数字、うまくいかなかった条件、そのまま使える設定ファイルは、 note の記事にまとめてあります。
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